CentOSのインストール
インストールメディアの準備が出来たら、いよいよOSのインストールを始めることにします。
※ここでは、DVDのインストールメディアを使用することを前提として手順を記述しています。
0.前準備
- PCのBIOS設定で、DVD(CD)ブートが出来るように設定します。
- 起動順番でHDよりも先にDVD(CD)でブートしてくるように設定しておく必要があります。
1.インストーラー起動
- インストールメディアを挿入しサーバの電源をONにします。
無事DVDより起動することが出来たら、CentOSのインストール画面が表示されます。
- boot:と表示されたら「Enter」キーを押下し、インストーラーを開始します。
(しばらく待っていても自動的にインストーラーが開始されます。)
インストーラー起動中の画面
2.インストールメディアの確認
インストールメディアが問題なく使えるか、テストを行うことができます。
ちなみに、メディアのテストには時間が結構掛かります。
- テストを行う場合は「OK」を選択されていることを確認し「Enter」キーを押下します。
インストールメディアがCDの場合は、途中でCDの入れ替えを促す画面が表示されるので指示に従ってCDを入れ替えてください。
- テストを行わない場合は「Tab」キーで「Skip」を選択してから「Enter」キーを押下します。
3.インストールの開始
いよいよCentOSのインストールが開始されます。
PCのメモリが256MB以上ならば、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)でインストールを行うことが出来ます。
256MB以下ならば、テキストによるインストール画面が表示されます。
今回はGUIでのインストールの手順を記述します。
4.インストール言語の選択
インストールを行う際の言語を指定します。
通常は「Japanese(日本語)」を選択し「Next」ボタンをクリックします。
※ここからは、マウスが使用できるようになっています。
5.キーボードの選択
このPCに接続されているキーボードを選択します。
自分の環境にあわせて設定を行ってください。
キーボードの選択が終わりましたら「次」ボタンを押下します。
6.データ消去の確認
フォーマットされていないHDを使用する場合
CentOSのインストールを行う際に、HDを初期化しても良いかのウィンドウが表示されますので、「はい」ボタンを押下します。
7.パーティションの作成
パーティション作成方法の選択項目で「カスタムレイアウトを作成します。」を選択し「次」ボタンを押下します。
各パーティションの作成
今回は「/boot 100MB」「swap 512MB」「/ 残りのHD領域全部」の3つのパーティションを作成していきます。
※本来ならば、サーバの用途によってどのパーティションをどの位の大きさにするかを決めてるのですが、
今回はLinuxOSになれる事が目的なので、とりあえずシンプルな構成でパーティションを作成していきます。
/bootパーティションの作成
- 「新規」ボタンを押下します。
- 「パーティションの追加」ウィンドウが表示されます。
- マウントポイント項目で「/boot」を選択します。
- ファイルシステムタイプ項目で「ext3」を選択します。
- 複数のHDが接続されている場合は「使用可能なドライブ」項目で、
パーティションを作成するHDを選択します。
- サイズ項目で「100」を設定します。
- 追加容量オプション項目で「固定容量」を選択します。
- 「OK」ボタンを押下します。
swapの作成
- 「新規」ボタンを押下します。
- 「パーティションの追加」ウィンドウが表示されます。
- ファイルシステムタイプ項目で「swap」を選択します。
- 複数のHDが接続されている場合は「使用可能なドライブ」項目で、
パーティションを作成するHDを選択します。
- サイズ項目でswap領域のサイズを設定します。
- 追加容量オプション項目で「固定容量」を選択します。
- 「OK」ボタンを押下します。
swap領域のサイズについて
swapのサイズは一般的にPCに搭載されているメモリ容量の2倍に設定する事が推奨されています。
256MBのメモリが搭載されているPCのswapサイズ512MB
512MBのメモリが搭載されているPCのswapサイズ1024MB
といった感じが一般的です。
/ パーティションの作成
- 「新規」ボタンを押下します。
- 「パーティションの追加」ウィンドウが表示されます。
- マウントポイント項目で「/」を選択します。
- ファイルシステムタイプ項目で「ext3」を選択します。
- 複数のHDが接続されている場合は「使用可能なドライブ」項目で、
パーティションを作成するHDを選択します。
- 追加容量オプション項目で「最大許容量まで使用」を選択します。
※このオプションは残りのHDの領域を全部使用する場合に選択します。
- 「OK」ボタンを押下します。
全てのパーティション作成が完了しましたら「次」ボタンを押下します。
8.GRUBインストール
「GRUBブートローダは、/dev/hda 上にインストールされます。」が選択されていることを確認し
「次」ボタンを押下します。
9.ネットワーク設定
「起動時にアクティブ」チェックを入れて「編集」ボタンを押下します。
IPアドレス設定
今回は自分でIPアドレスを設定する方法を記述します。
- 「Edit Interface」画面が表示されますので、「Enable IPv4 support」にチェックが入っている事を確認します。
- 「Enable IPv6 support」のチェックを外します。
- 「Manual configuration」にチェックを入れます。
- 「IP Address」項目にIPアドレスを入力します。
- 「Prefix(Netmask)」項目にサブネットマスクを入力します。
- 「OK」ボタンを押下します。
DHCPでIPアドレス設定する場合
ちなみに、DHCPでIP情報を設定したい場合は以下ので順で設定することが出来ます。
- 「Dynamic IP configuration(DHCP)」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンを押下します。
ホスト名/DNS/ゲートウェイの設定
- ホスト名項目で「手動設定」にチェックを入れ、ホスト名(コンピュータ名の事です)を設定します。
- その他の設定項目で「ゲートウェイ」と「DNS」の設定を設定します。
- 全ての項目の設定が終わりましたら「次」ボタンを押下します。
10.タイムゾーン設定
- 「アジア/東京」を選択します。
- 「システムクロックでUTCを使用」のチェックを外します。
- 「次」ボタン押下します。
11.rootユーザパスワード設定
システム管理ユーザである「root」ユーザパスワードを設定します。
パスワードはアルファベット/記号/数字を混ぜ合わせた、6文字以上のものが望ましいです。
このパスワードは非常に大事なパスワードなので、絶対に忘れないようにしてください。
12.インストールアプリケーションの設定
OSインストール時にあわせてインストールするアプリケーションを選択します。
今回はとりあえず、「後でカスタマイズする」にチェックを入れ、「次」ボタンを押下します。
13.インストールの実行
これまでの工程で、インストールの際に必要な設定はすべて完了しました。
「次」ボタンを押下しインストール開始します。
なお、インストールには時間が掛かりますので、一休みしてインストールが完了するのを待ちましょう
※インストールメディアがCDの場合はインストール途中で、メディアの入れ替えを指示されますので
指示に従いメディアを入れ替えてください。
インストール中の画面
14.インストール完了
無事インストールが完了しましたら、インストールメディアを取り出して「再起動」ボタンを押下します。
※インストールメディアを取り出さず再起動をおこなってしまうと、またインストーラーが起動されてしまいます。
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